ナイキといえばスニーカー・ランニングシューズからスポーツ関連商品のブランドですが、そのナイキIDというサイトでは、自分だけのカスタマイズした商品を手に入れることができるのです。

ナイキID

ナイキの公式サイトにあるNIKEiDというのは、男性用・女性用・子供用…とそれぞれ、最高のナイキの製品をカスタマイズすることができるコンテンツです。つまり、オーダーメイドで自分だけのナイキの製品を購入することができるというわけですね。

現在可能となっているオーダーメイド製品は、男性用の場合は、フットウェア・イクイップメント・シューズ(ランニング・バスケットボール・フットボール・アメリカンフットボール・ベースボール・トレーニング・ジョーダン・スケートボード・テニス・ナイキスポーツウェア・ナイキダンク・NIKE SHOX・NIKE+・NIKE FREE・NIKE AIR MAX)です。女性用の場合は、フットウェア・イクイップメント・シューズ(ランニング・トレーニング・バスケットボール・フットボール・スケートボード・テニス・ナイキスポーツウェア・ナイキダンク・NIKE SHOX・NIKE+・NIKE FREE・NIKE AIR MAX)です。そして子供用の場合は、男性用・女性用にそれぞれ子供用が用意されています。

カスタマイズする場合は、NIKEiDコンテンツ内にて、画面のなかで行います。例えばシューズである場合、アッパーメッシュの色を選び、次に各パーツごとのカラーを選びます。更に、ソックライナーをレスポンシブかソフトにするかを選択し、パーソナルiDまたはロゴの入力するのです。実際にカラーを選択するごとに、プレビューが表示されますので、色のバランスなどもすぐに把握することができますし、ズームアップで細かい部分を確認したり、回転させたり、別のアングルから製品を確認したりすることができます。更に、画面上でカスタマイズしたそのデータを一時保存することもできますし、自分がデザインした製品を友達に見せるため、ポスターを作ることもできますよ。このポスターには、自分がカスタマイズした製品と、その背景を選ぶことができます。もちろんポスターといっても、部屋の壁に貼るようなものではなくて、パソコンのデスクトップ画、iPadやiPhoneの画、プロフィール画像…の各サイズの画像として保存することができるというものなのです。「自分ならば、こういったシューズがほしいなぁ…」と試しにカスタマイズしてみるだけでも良いですし、カスタマイズした製品をカートへ入れて、本当にオーダーメイドで作ってもらうこともできます。ただし、NIKEiDにてオーダーメイドで作ってもらいたい場合は、NIKEiDへ会員登録しなければなりません。なお、NIKEiDの利用そのものは無料です。「試しに作ってみよう」という軽い気持ちで楽しめますので、一度やってみてください。

ナイキとは

ナイキは、NIKEとも称されますが、アメリカのオレゴン州に本社を置いているスポーツ関連の商品を取り扱っている世界的に有名な企業です。スニーカーやスポーツウェア、スポーツバック…と、幅広いスポーツに関するアイテムを取り扱っており、実際にナイキの商品を持っているかどうかは別として、この企業を知らない方はいないのでは…?といっても過言ではありません。日本国内で開催される様々なスポーツの試合やイベント等ではもちろんのこと、世界規模で開催されるスポーツの試合などでも、ナイキがスポンサーになっていたり、または選手が身に付けているアイテムがナイキだったりしますよね。

スタンフォード大学にて経済学を学んでいた、当時学生だったフィル・ナイト氏と、オレゴン大学の陸上コーチだったビル・バウワーマン氏がブルーリボンスポーツ(BRS)社を設立するのですが、このブルーリボンスポーツ社が、現在のナイキの前身となります。1964年頃、ブルーリボンスポーツ社は、日本からオニツカタイガー(現在のアシックス)のランニングシューズを輸入してアメリカ国内で販売していたのですが、更なる高い利益を求めて、オニツカタイガーに勤めていた技術者の引き抜きなどを行い、オニツカタイガーの競合社であった福岡にあるアサヒコーポレーションでトレーニングシューズを生産させ、ナイキというブランド名で販売を開始したのです。このナイキという社名の由来は、社員の1人であるジェフ・ジョンソン氏が夢でギリシャ神話に登場する勝利の女神ニーケー(Nike)から付けられたのだそうです。そして、ナイキのトレードマークである、スウッシュを、オレゴン大学に通う学生のキャロライン・デイビットソン氏がデザインしました。ちなみに、今では有名なこのトレードマーク・スウッシュは、当時たった35ドルでデザインされたものだったそうです。1972年、ナイキブランドの靴の販売が開始され、1974年にはビル・バウワーマン氏が朝食に食べていたワッフルから思いついたというワッフル・ソールのランニングシューズを発売し、大ベストセラーとなります。そして1978年、ブルーリボンスポーツ社をナイキという社名へ変更しました。1979年、ナイキのトップブランドとして知られているエアマックスが発売。1984年、当時はまだノースキャロライナ大学のバスケットチームの選手であり、NBAのシカゴ・ブルズへ入団しようとしていたマイケル・ジョーダン氏と契約し、1985年にエアジョーダンを発売しました。このエアジョーダンは世界的に爆発的なヒットになったことは、30代から上の方は記憶にあるかと思います。これをきっかけに、ナイキは更なる急成長を遂げ、1994年にエアマックスとイエローグラデからナイキのブームが爆発し、1997年SSシーズンまで、ナイキが扱っている靴は、どのようなものであっても入手するのが難しい…という状況にまで陥りました。

どうしても、現在のような世界的に有名な企業…というイメージがありますし、またその業績を見ても、設立からずっと順調にやってきたように感じます。しかし、実際は、ワッフル・ソールが成功した後、エアロビクスブームにのったリーボック社に、実はスポーツ・シューズの売上を奪われていたんですね。そんなナイキの起死回生策が、マイケル・ジョーダン氏の起用だったのだそうです。今となっては、マイケル・ジョーダン氏の起用は、なるべくしてなった…という印象がありますが、当時のことを考えると、やはり大胆であり、そして絶好のタイミングだったようです。マイケル・ジョーダン氏といえば、当時から既にカレッジ・バスケットボール界では高い人気を誇る選手ではありましたが、しかしプロにはまだなっておらず、もちろんプロとして成功するかどうかも判っていない時期です。その成功の保証もない当時にマイケル・ジョーダン氏を起用するというのは、かなりの博打だったのではないかと思われます。結果として、マイケル・ジョーダン氏は、歴史に残るといっていいほどのスーパースターとなったわけですが、個人的には、社内で反対の声もあったのではないかなぁ…と。もちろん想像ですよ。また、1984年というのは、アメリカ全土でヒップポップがポップカルチャーとして浸透しつつあった時期なのだそうです。ダンクシュートをきめるマイケル・ジョーダン氏のファンとなった黒人少年たちのほとんどは、そのヒップポップファンでもあったそうです。ですから、先を争って少年たちは、マイケル・ジョーダン氏が身に付けているエアジョーダンを履き、そしてそれは、彼らの独自のストリートファッションの必須アイテムとなっていったのです。

もちろん、元々ナイキというのは、1つ1つの製品に対して、徹底的に機能性を追及していく企業です。それは、数多くのスポーツ選手が残す記録を陰で支えているシューズやウェア面のことを考えれば判りますよね。取り扱っている製品は優れた性能を持ち、そして時代を先取りするようなファション性、そして大胆かつ斬新なアイデア。これらの要素がバランスよく相まっているからこそ、ナイキが世界トップレベルのスポーツウェアブランドである理由なのだと思います。